目薬には、カタリン、タチオンなどが処方され、白内障の初めの症状に使われるものです。どちらも、酸化を抑える働きとタンパク質が解けないようにする働きがあり、目のレンズ部分の濁りをストップさせたり、白内障の進行を遅くするために使われます。
飲み薬には、初期段階の症状に対してチオラ錠、老人性白内障の初期段階の症状に対しては、パロチン錠が処方されます。これらも、上記で説明した目薬と同じような働きがあります。糖尿病の患者さんに対しては、キネダックという種類が処方されます。
チオラ錠は、かゆみや発疹、肝機能障害などの副作用があるし、パロチン錠では、吐き気や下痢、熱が出るといった副作用があるので、患者さんの体の状態に合わせた処方が なされます。
漢方では、八味地黄丸料エキス細粒と、これに数種類の生薬を足した牛車腎気丸エキス顆粒を用います。どちらの漢方も、目の中の成分が減ってしまうのを抑える働きや脂肪が活性酸素によって酸化されてしまうのを抑える働きがありのす。このことにより、白内障を防いだり、進行を遅くする働きがあります。
ただ、これも、かゆみや発疹、食欲が落ちるといった副作用は見られるようです。
この様に、白内障の患者さんに合った薬が処方されますが、どれも、白内障を治したり、症状を軽くするものではありません。症状が進み、生活する上で、不具合があるようならば、手術するしか、良くなる方法はありません。
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